VOICE

とちぎご夫婦トーク

いつまでも変わらぬ関係

夫婦二人三脚で会社を経営されている 吉成昌明さん、明美さんご夫妻

今回は“人生の先輩カップル”ということで、宇都宮市の吉成昌明さん、明美さんご夫妻にご登場いただきました。2009年に結婚し、現在は鹿沼市内で包装資材の製造・販売会社を経営するお二人。出会いのきっかけや、結婚してよかったこと、これからの生活などについてうかがいました。

旅行好きな吉成さんご夫婦
旅行好きな吉成さんご夫婦

勤務先の倒産で絆深まる

お二人の出会いのきっかけを教えてください。

明美さん

共通の友人がいたので、知り合ったのはかなり前ですね。会社経営を始める前は、同じ会社に勤めていましたし。

昌明さん

勤めていた会社は今と同じ包装資材関連だったのですが、2008年に倒産してしまったんですよ。そこで自分たちだけでなく、多くの同僚が路頭に迷ってしまう状態に…。取引先も連鎖倒産の恐れがあって、いろんな人から何とかしてくれと言われて。それで事業を引き継ぐ格好で翌年、自分たちで新会社を立ち上げたんです。当時はすでに交際を始めていて、会社を立ち上げた時は彼女に社長をお願いし、自分は取締役に就きました。一緒に会社を経営する以上は、いい加減な関係ではいけないということで入籍もしました。

新会社の立ち上げとともに入籍されたんですね。大きな決断だったのでは?

明美さん

その頃、もう50代目前だったので、そんなに会社経営をやりたかったわけじゃないんですよ。

昌明さん

仲間もみんな路頭に迷っちゃうっていうんで、仕方なくね。会社をなくすのは簡単だけど、作って軌道に乗せるのは本当に大変!

明美さん

大変だったね。前の会社の借金もあったし、それを返済しながらだったので。10人くらいの規模の会社ですが、最初は自分たちの給料はないようなものでした。でもちょうどその頃、園芸ブームがあって、土を入れるポリ袋の発注がたくさんあって。それで何とかやっていけた感じでしたね。

仕事も家庭も二人三脚

今は昌明さんが社長、明美さんは従業員という立場だそうですね。
公私ともに文字通り、二人三脚で人生を歩むことになったわけですが、相手のどのようなところに惹かれたのでしょうか。

明美さん

誰に対しても優しいところですね。本当に怒らない。ただ経営者としては、もう少し厳しいところも見せてほしいのですが(笑)なので、いつも私が怒り役になっちゃう。

昌明さん

何でも気兼ねなく言い合えるところですかね。その時は言い合いになっても、お互い引きずらない!特に自分は一晩寝ると忘れちゃうので(笑)あと妻は花を植えるのが好きで、自分も観葉植物や植木が好きなので、趣味が合うのもよかったですね。

趣味が合うというのはいいことですね。ほかにも共通の趣味はありますか?

昌明さん

海外旅行ですね。さすがに最近は新型コロナの影響で行けませんが。

明美さん

そんなに長くは休めないので、行き先は土日を挟んで数日で行けるような東南アジアやグアムとかですね。私はせっかくの海外なので、世界遺産になっている場所とかいろいろ回りたいのですが、夫はひたすらゆっくりしたいみたいで。

昌明さん

妻はとにかくこれでもか!ってくらい、オプショナルツアーを入れちゃうんです(笑)

明美さん

でも最近はお互いゆっくりすることが多いよね!

以前はゴルフもよく行ってたそうですね。

昌明さん

自分がもともと好きだったので妻に教えて、一緒にゴルフに行っていました。ただ自分が腰を悪くしちゃったので、今はやってませんね。山登りも昔はよく行っていましたね。

明美さん

最近はもっぱらお互いの健康維持も考えてのウォーキングですね。

地元のお祭りには 毎年ご夫婦で参加
地元のお祭りには 毎年ご夫婦で参加

お互いの存在が支えに

お互いどんなところが頼りになったり、支えになったりしているのでしょうか?

明美さん

夫はいろんな仕事を経験してるので水道管の修繕や電気の配線など、なんでも一人でできるんです。そこはすごく頼りになりますね!

昌明さん

家にいても、何をするにしても話し相手がいることは大きいですよね。居酒屋に行くのも一人だとつまらないじゃないですか。

居酒屋めぐりが好きな吉成さんご夫婦。
居酒屋めぐりが好きな吉成さんご夫婦。
よくテレビ番組のロケに遭遇するそうです。

お二人ともお酒がお好きなんですね。よく晩酌されるんですか?

昌明さん

仕事の後は二人でだいたい居酒屋ですね。なじみの店を何店かローテーションで。

明美さん

ほかのお客さんと話したりするのも楽しいですしね。

ご夫婦のモーニングルーティーン

明美さん

朝ごはんは毎日、夫が作ってくれます。

昌明さん

夜、飲むことが多いこともあって、吉成家の朝食は食べやすいうどんなんです。自分が麺をゆでて、妻がトッピングとかを作って乗せて。

明美さん

ラーメンにはまってた時期もあったよね(笑)

昌明さん

(添付の液体スープの)ラードを減らしてさっぱり味にアレンジしてね。今で言う朝ラーですよ!

人生100年時代とも言われていますが、これからどのように年を重ねていきたいと考えていますか?

明美さん

お互いの良いところも悪いところも分かっているので、そこは認めあい、尊重しながらやっていきたいですね。どうしてもだめなところは注意もするけど、この年だし、もうしょうがないじゃない?(笑)

昌明さん

細かいところは目をつぶる!

明美さん

お互いに束縛しあわないことも必要だよね。一人一人の時間も大事だし、一緒にいる時間も大事だし。

昌明さん

空気のような存在っていうのかな。いて当たり前だけど、なくてはならない存在。

明美さん

会社も経営しているので、定年でリタイヤして自由な時間をという訳にはなかなかいかないと思う。後継者もまだいないので、あと10年は頑張ってもらわないと!

昌明さん

10年!?できるかな? でもこう見えても健康には気をつけてますよ。年に3回くらい健康診断を受ける“健診マニア”だから。いつまでも、おいしくお酒も飲みたいしね。

 

まさに公私ともに2人3脚で歩まれたお二人。温和で、とにかくポジティブ思考の昌明さんと、寛大で温かくも、時にはビシッと決める明美さんご夫婦。お互い大変な時期を乗り越えてきたからこそ、お二人の絆の深さを感じました。

TOP