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結婚事情データ

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気になる!?結婚のお金事情

独身である理由の1つに、経済面での不安を挙げる人も多いのではないでしょうか。
特に、20代の若者世代は“結婚資金が足りない”と感じている割合が他の世代と比べ高い傾向にあります。

独身の理由

独身の理由

資料:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向意識調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2017年3月)

確かに、結婚するとなると結婚式の費用や新生活に伴う初期費用等、何かとお金はかかるものです。また、独身の時と比べ、自由に使えるお金が減ってしまうという理由で“結婚はコスパが悪い”と考える人も少なくないはず。そこで今回は、結婚を考えるうえでの大切なお金事情について考えてみたいと思います。

 

多様化する結婚式

はじめに結婚準備のための資金のうち大きなウェイトを占めると思われる“結婚式関連”から。結婚式は新生活を始める前の一大イベントですよね。多くの方々に祝福される、一生の思い出にしたい!そう思う方もきっと多いことでしょう。しかし、様々なプランを盛り込んだ豪華なセレモニーを思い描くほどコストがかかり、その後の新生活を圧迫してしまうこともあります。結婚式=高額費用 そう考えて結婚そのものを躊躇し、先延ばしにしてしまうことも考えられるのです。

確かに以前は結婚式は大きな出費を占めていましたが、最近の結婚式は様変わりしているとも言われているようです。ブライダル事情に精通されているヴィラ・デ・マリアージュ宇都宮のウェディングプランナーの方にお話しをうかがいました。

婚シェルジュ

「最近のウェディングの傾向について教えてください。」

ウェディングプランナー Kさん

「大切なご家族やご友人と、少人数でも記憶に残るようなメモリアルにしたい、というカップルの方が増えていらっしゃいます。」

婚シェルジュ

「具体的にはどのようなプランなのでしょう?」

ウェディングプランナー Kさん

「とても多いのは“フォトウェディング”ですね。お衣装を着られてそれを撮影する日に、近しい方々をお招きして、パーティーを催されるスタイルです。中にはチャペルのバージンロードを親御様と歩かれそれを写真に収めたり、リモートで当日参加できなかった方々にフォトウェディングを配信される方もいらっしゃいます。コロナ禍でも何とか思い出を残されたいという皆様にもご利用いただいております。」

婚シェルジュ

「コストも抑えられるのではないですか?」

ウェディングプランナー Kさん

「ご予算に合わせて、大切な思い出づくりのお手伝いをさせていただきますので、何でもご相談ください。どちらのウェディングサービスも新しい生活様式に対応した変化を求められていると思います。“旅するウェディング”といった、ご家族と記念のご旅行を兼ねたウェディングスタイルもあるんですよ!」

ウェディングも多様性の時代なのですね。自分に合うオリジナルな形が考えられそうです

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次は、結婚してからの生活に必要なお金について考えてみましょう。

 

20代ご夫婦の家計簿をチェック

結婚2年目、20代の共働きの夫婦をモデルケースにどんな生活がおくれるか検証してみます。

月収

※栃木県の場合:男性の約8割が正規雇用、女性の約6割が非正規雇用(平成29年就業構造基本調査)
  • 支出

  • POINT ①

    単身世帯から夫婦二人の世帯になると生活費が抑えられる場合があります。例えば、月額のネット通信料が5,000円として、二人で使っても料金が倍になる訳ではありません。光熱費の基本料金も一世帯分で済むため生活費を抑えることができます。

    POINT ②

    固定費の中でも金額の大きい住居費。一人暮らしよりも、二人で費用負担すれば、家計に余裕が生まれやすくなります。

差し引きは貯蓄へ

あくまでモデルケースではありますが、結婚する前までお互い単身世帯(特に一人暮らしの場合)では、生活や収入を一緒にすることで、生活費を抑えることが可能です。

 

パートナーと“暮らしをシェアする”

結婚してからもお互いに仕事を続ける、いわゆる“共働き”は今ではごく自然なことですよね。単身では世帯収入があまり高くなくても、夫婦二人で協力することで世帯収入を上げることが可能です。世帯収入を上げることで、日々の生活に余裕が生まれるだけでなく、将来のために少しずつ貯蓄をすることも可能になります。

不安定な経済状況の中で、夫婦ともに多少でもお金を稼いでいれば、どちらか一方が働けなくなってしまった場合でも、収入が“0”になるとこはないのでリスクを回避する上でもとても大切なことと言えます。

一方で共働きの場合には、夫婦で“仕事と家事をシェアする”という考え方が重要になります。 暮らしを支える仕事も家事も二人で協力し合うということです。  
お互いに忙しいと、家事を面倒に感じることもあるかと思います。ですが、暮らしを豊かに、潤いのあるものにするための共同作業と考えれば、やりがいも感じますよね。  
お互いの苦労を理解し分かち合うことで思いやりが生まれ、気持ちにも余裕が持てるかもしれません。

 

パートナーとのお金の価値観の共有が大切!

結婚のお金事情について紹介しましたが、最も重要なことがあります。それは“パートナーとお金の価値観を共有する”ことです。二人で生活する上で、何にお金をかけるのか、優先順位をしっかり話し合うことが重要です。結婚資金をはじめ、妊娠・出産・子どもの進学など様々なライフイベントが続いていきます。いつかやってくる将来のために、計画的に夫婦二人で協力して家計を支えていくことが大切です。

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