自分らしいライフプランって?
学生時代までは、入学・進級・卒業・就職と無意識のうちに人生の節目(イベント)がありましたよね。
就職して社会人になり、忙しなく生活していると気づくと社会人●年目!?ということも…
将来、自分自身がどんな人生を希望しているか、ライフプランについて考えてみませんか?
ライフプランを考える3つの質問
まずは、下記の質問について考えてみましょう。
いかがでしょうか?ライフプランは、人それぞれ違うものです。この3つの質問に正解はありません。
まずは、自分が将来どうなりたいのか、栃木県における現状も踏まえ、一度じっくり考えてみましょう。
データで見る「結婚・出産に関する現状」
県内でも進む晩婚化・晩産化
全国と同様、栃木県でも未婚化、さらには、晩婚化・晩産化などにより、急速に少子化が進んでいます。
年齢別未婚率(25~29歳、30~34歳)についても、上昇傾向で推移しています。
栃木県の未婚率の推移(男女別、25〜29歳・30〜34歳)
資料:総務省「国勢調査」
平均初婚年齢についても上昇傾向にあり、2018年には夫31.0歳、妻29.3歳と晩婚化が進んでいます。
平均初婚年齢の推移(栃木県・全国)
資料:厚生労働省「人口動態統計」
母の年齢別出生数については、年々出生数が減少するとともに、出産時の年齢が高くなっていることが分かりますね。
栃木県の母年齢5歳階級別にみた出産数
資料:厚生労働省「人口動態統計」
結婚への意識について
それでも高い結婚への意欲
少子化進行の背景としては、「子育てや教育に要する費用の増大」「晩婚や未婚など、結婚に対する意識の変化」「景気悪化や雇用形態の変化等将来への不安の増加」などの意見が多くあるものの、若い世代(18〜30歳代)は8割以上が結婚を望んでいる現状もあるのです。
県民の考える少子化進行の背景
資料:栃木県「これからの“とちぎ”づくりに関する県民意識調査」(2019年10月)
18〜30歳代の結婚意欲
資料:栃木県「これからの“とちぎ”づくりに関する県民意識調査」
では、将来的な結婚の意志がありながらも独身のままでいる理由は、何でしょうか。
どの年代においても「適当な相手にめぐり会わない」が最も多くなっています。
独身の理由
資料:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向意識調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2017年3月)
しかし、その一方で「適当な相手にめぐり会わない」と答えた人の約6割が、特に何も行動を起こしておらず、交際に向けた行動や婚活に一歩を踏み出さない未婚者が多いという課題も見えてきます。
具体的な相手を探すための行動
資料:内閣府「少子化社会対策に関する基本調査」(2019年3月)
結婚に関心を持ったら、まずは自分から積極的に情報を集め、具体的に目標を決めて動いてみることが大切なようですね。