私は22歳で交際0日婚だったので、不安しかなかったですね（笑）。男性とお付き合いしたことないのにいきなり結婚です。すごく困りました。これは良さそうだな、というアンテナもないですから。正直、離婚すると思って結婚しました。

ええ。でもマイナスからのスタートだったので、あれ？なんか一緒にいて楽しいとか、案外いいじゃんとか、全部プラスになっていった。皆様には参考にならないパターンかもしれませんが、ひとつ言えることは、勢いは大切ということです。

そう、誰とも比べなくて済んだ。お父さんとじいちゃんくらい（笑）

比べないって大事ですよね。SNSで人と比べ始めるといいことない。

結婚って不安…という情報をSNSで見出すと、多分結婚したくなくなるね。

ジェンダーレスの時代なので男女の違いよりも、「解決型で生きている人か、共感型で生きている人か」で見ています。なにかあったときに解決したいと思うか、共感してほしいと思うかです。

それは同じほうがうまくいくんですか？

別でいいと思います。同じだと最初はすごく仲良くなりやすいんですよね。でもトラブルが起きると仲直りできなかったりする。別の価値観だと、全然違う仲直り方法を相手が持ってきたりするんです。

たしかに。相手が嫌がるポイントや怒るポイントを恋愛の最初のほうに知っておくと、大きなトラブルになりにくいですね。

栃木の人は引っ込み思案で静かな方も多いですからね。

会話に悩んでいる人って、自分がリードしなきゃというプレッシャーに弱いんです。会話ネタを出さなきゃとか、引っ張らなきゃって思うんですけど、それは諦めましょう（笑）。相手が興味を持っているものに、興味を示すだけで会話は成り立ちます。どんどん相手に聞きましょう。

栃木の人、穏やかだからできるかな…？

歌とか楽器って練習しますよね。でもコミュニケーションってみんな練習しないんですよ。だからカラオケみたいな感じで、「サーフィンはいつからお好きなんですか？ハマったきっかけは？」とか、会う前に声に出してみる。素振りをしてから本番を迎えると、全然違います。

あと、異性でまだ知り合って浅い関係の時は、体の一部は褒めないほうがいい。クセのある髪質が素敵だなと思っても、その人自身にとってはトラウマの部分かもしれない。体の一部よりも、持ち物とか購入したもの、センスを褒めるほうがベターです。

嬉しいですし、話しやすいですね。

年上の方だと、言葉の選び方とか考え方を褒めるのも喜ばれます。