ふたりの未来応援アンバサダー

高校生とちょっと未来の先輩のライフデザイン座談会レポート

司会進行はこのおふたり

  • ふたりの未来応援アンバサダー
    大島美幸さん(森三中)

    大島美幸さん
    高校生とお話しする機会はあまりないので、いろいろ聞きたいです!
  • 栃木住みます芸人
    ベリー大坪さん(ベリーズ)

    ベリー大坪さん
    栃木県で働く20歳代の方にもご登壇していただきます!
第1部

ちょっと先の未来を考えよう

ライフデザイン講座

ゲスト講師をお招きして、ライフデザイン講座を開催。自分の未来について楽しく理解を深められると好評、延べ1万人の若い人たちが受講した「ライフデザイン講座」とは?

ライフデザイン講座の教材を
使って、リアルに「未来の自分」
をデザインしてみましょう!

ゲスト講師
リクルートブライダル総研 研究員
山中亜紗子さん

ライフデザイン講座の教材

20〜70歳までの好きな場所に
人生のシールを貼っていく

ライフデザイン講座の教材

自分の人生を広い視野で見てみる

おもしろいですねこれ。
自分の道がよくわかりそう

ですね。各項目について、
山中さんに聞いてみましょう!

結婚の予定は?

初婚の平均年齢は、女性が29.5歳、男性が31.0歳。1950年から比べると、5~6歳後倒しになっています。また、マッチングアプリ等婚活サービスでの出会いも増えてきており、その場合は交際期間が短くなっています。

※出典:人口動態統計 (厚生労働省)

子どもの予定は?

1人の女性が子どもを産む合計特殊出生率は全国で1.26 (2022年) 、夫婦の完結出生率は1.90 (2021年) です。第一子出産年齢も、初婚年齢と比例して上がっており、30.9歳。子どもを希望するならタイミングはパートナーとともに考えることが大切です。

※栃木県の
 合計特殊出生率は
 1.24 (2022年)
出典:人口動態調査 (厚生労働省)

子どもが誕生したら?

いまでは共働き家庭のほうが圧倒的に多い。子どもができても、仕事をやめないのが主流です。男性の育休取得率はここ数年で上がっていて、17%の方(2022年)が取っています。

※栃木県の
 男性育休取得率は
 17.9% (2021年)
出典:雇用均等基本調査 (厚生労働省)

1

自分で人生を、
納得して選ぼう!

「進学」や「就職」は考えるけれど、「配偶者は?」や「親になる?」は、なかなか考える機会がありません。でも、長期的に人生に影響することです。大きなライフイベントで、主体的な選択をするためのヒントを見つけることが今回のライフデザイン講座の目的。人生で大切にしたいことを考えるきっかけにもなります。

(山中さん)

大島美幸さん
先を想像して決めればよかったって思います。私は、コロナ禍などもあり、ふたり目の子どもは難しかった…。計画性を持って選択することって大事だなぁ。
第2部

パネラーに聞いてみよう

ライフデザイン座談会

第2部では、県内の高校生4名と企業にお勤めの社会人4名の方にご参加いただき、ライフデザインに関する質問に答えていただきました。

高校生メンバー

  • 荒井さん

    2年生 荒井さん

  • 谷津さん

    2年生 谷津さん

  • 服部さん

    3年生 服部さん

  • 福田さん

    2年生 福田さん

社会人メンバー

  • 佐久間さん

    小売業勤務
    佐久間さん

  • 田口さん

    自動車メーカー勤務
    田口さん

  • 綱川さん

    自動車販売勤務
    綱川さん

  • 近田さん

    大学職員
    近田さん

Q1
福田さん

高校生

福田さん

卒業したら鉄道会社に入りたい。整備士として働きたいので、新幹線の整備もしてみたいです。

佐久間さん

社会人

佐久間さん

新しい部署になったのでわからないことば
かり。先輩に頼りきりなので、自分はこの
分野だけは答えられます!というのを見つ
けたい。頼られる人になりたいです。

仕事と人生、どんなことをしてみたい? 成し遂げたい?

高校生

荒井さん

荒井さん

自分がやりたい仕事、安定した職
について、お金を貯めて自由に使
いたい。仕事のほかにもやりたい
ことをやって過ごしたい
です。

社会人

綱川さん

綱川さん

入社後に社内でサッカーチームが設立。仕事とサッカーを両立をしていきたいです。

Q2

将来はどこへ行く?地元? 東京? 海外?

谷津さん

高校生

谷津さん

進学は県外で、いずれは宇都宮に戻りたい。宇都宮は交通も利用しやすく、ある程度都会でいいなと思います。

社会人

田口さん

田口さん

長いキャリアの中で、海外に行きたい
という気持ちがあります。大学で国際
政治や途上国について学んだので、
れから発展する国に行って仕事をして
みたい。

Q3

10年後、どんな生活・自分でいたい?

近田さん

社会人

近田さん

職場の40代の女性が「どんな時も〝今〟が
一番若いから、いろんなことをしたほうが
いい。学ぶことに年齢は関係ない
」と素敵
な言葉をくださいました。その方をロール
モデルに、10年後を過ごしたい。

高校生

服部さん

服部さん

まずはどこの大学に進むかを一番に考えています。

2

自分が「山登り型」か
「川下り型」か知っておこう!

10代だと、まずは納得して次の進学先を選ぶことが第一関門だと思いますが、ふたつ考え方があります。福田さんのように、将来なりたいものを見据えて学校を選ぶ「山登り型」か、学校に入りながらやりたいことを探す「川下り型」です。自分はどちらのタイプか考えましょう。10年後の夢は語れなくてもOK。近田さんが話してくれたように、日々、生きていく中で自分がいい方向に流れていくのも◎。

(山中さん)

Q4

今、一番不安に思うことは?

服部さん

高校生

服部さん

自分が好きな仕事ができなくなることが不安。コロナ禍や物価高だったり、社会情勢によって自分が納得した人生を送れるのかなという不安はあります。

社会人

佐久間さん

佐久間さん

会社の業務の一貫で仕事と
育児の両立を考えているの
ですが、今、私はまだ結婚
願望がない。この先、どう
なるのかなと不安
です。

3

いろいろなパターンを
知っておこう!

人生は思い通りに進まないことも多い。大切なのは、変わったときに都度考えること。一番よくないのは、あのときこうしていたら…という後悔です。自分の考えはこう。友達など周りはこう。日本の平均はこう。いろいろなパターンを知ることで、ライフデザインが変わったとき、納得した選択ができるはずです。

(山中さん)

大島美幸さん
ひと昔前だと、「人の目が気になるし、周りがこうだから自分も…」と決めることも多かった。今、みなさんが、自分を一番大切にして考えていることがすごいなと思いました。
ベリー大坪さん
またこういう機会を設けて、人生を共に考える会ができるといいですね!

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