仕事、結婚、子育て・・・これからの自分について、高校生と25歳前後の先輩を交えて考える座談会が、宇都宮のカフェで開かれました。
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ふたりの未来応援アンバサダー
大島美幸さん(森三中)高校生とお話しする機会はあまりないので、いろいろ聞きたいです! -
栃木住みます芸人
ベリー大坪さん(ベリーズ)栃木県で働く20歳代の方にもご登壇していただきます!
ちょっと先の未来を考えよう
ゲスト講師をお招きして、ライフデザイン講座を開催。自分の未来について楽しく理解を深められると好評、延べ1万人の若い人たちが受講した「ライフデザイン講座」とは?
ライフデザイン講座の教材を
使って、リアルに「未来の自分」
をデザインしてみましょう!
ゲスト講師
リクルートブライダル総研 研究員
山中亜紗子さん
20〜70歳までの好きな場所に
人生のシールを貼っていく
自分の人生を広い視野で見てみる
おもしろいですねこれ。
自分の道がよくわかりそう
ですね。各項目について、
山中さんに聞いてみましょう!
※出典:人口動態統計 (厚生労働省)
※栃木県の
合計特殊出生率は
1.24 (2022年)
出典:人口動態調査 (厚生労働省)
※栃木県の
男性育休取得率は
17.9% (2021年)
出典:雇用均等基本調査 (厚生労働省)
自分で人生を、
納得して選ぼう!
「進学」や「就職」は考えるけれど、「配偶者は?」や「親になる?」は、なかなか考える機会がありません。でも、長期的に人生に影響することです。大きなライフイベントで、主体的な選択をするためのヒントを見つけることが今回のライフデザイン講座の目的。人生で大切にしたいことを考えるきっかけにもなります。
(山中さん)
パネラーに聞いてみよう
第2部では、県内の高校生4名と企業にお勤めの社会人4名の方にご参加いただき、ライフデザインに関する質問に答えていただきました。
高校生メンバー
2年生 荒井さん
2年生 谷津さん
3年生 服部さん
2年生 福田さん
社会人メンバー
小売業勤務
佐久間さん自動車メーカー勤務
田口さん自動車販売勤務
綱川さん大学職員
近田さん
高校生
福田さん
卒業したら鉄道会社に入りたい。整備士として働きたいので、新幹線の整備もしてみたいです。
社会人
佐久間さん
新しい部署になったのでわからないことば
かり。先輩に頼りきりなので、自分はこの
分野だけは答えられます!というのを見つ
けたい。頼られる人になりたいです。
高校生
荒井さん
自分がやりたい仕事、安定した職
について、お金を貯めて自由に使
いたい。仕事のほかにもやりたい
ことをやって過ごしたいです。
社会人
綱川さん
入社後に社内でサッカーチームが設立。仕事とサッカーを両立をしていきたいです。
高校生
谷津さん
進学は県外で、いずれは宇都宮に戻りたい。宇都宮は交通も利用しやすく、ある程度都会でいいなと思います。
社会人
田口さん
長いキャリアの中で、海外に行きたい
という気持ちがあります。大学で国際
政治や途上国について学んだので、こ
れから発展する国に行って仕事をして
みたい。
社会人
近田さん
職場の40代の女性が「どんな時も〝今〟が
一番若いから、いろんなことをしたほうが
いい。学ぶことに年齢は関係ない」と素敵
な言葉をくださいました。その方をロール
モデルに、10年後を過ごしたい。
高校生
服部さん
まずはどこの大学に進むかを一番に考えています。
自分が「山登り型」か
「川下り型」か知っておこう!
10代だと、まずは納得して次の進学先を選ぶことが第一関門だと思いますが、ふたつ考え方があります。福田さんのように、将来なりたいものを見据えて学校を選ぶ「山登り型」か、学校に入りながらやりたいことを探す「川下り型」です。自分はどちらのタイプか考えましょう。10年後の夢は語れなくてもOK。近田さんが話してくれたように、日々、生きていく中で自分がいい方向に流れていくのも◎。
(山中さん)
高校生
服部さん
自分が好きな仕事ができなくなることが不安。コロナ禍や物価高だったり、社会情勢によって自分が納得した人生を送れるのかなという不安はあります。
社会人
佐久間さん
会社の業務の一貫で仕事と
育児の両立を考えているの
ですが、今、私はまだ結婚
願望がない。この先、どう
なるのかなと不安です。
いろいろなパターンを
知っておこう!
人生は思い通りに進まないことも多い。大切なのは、変わったときに都度考えること。一番よくないのは、あのときこうしていたら…という後悔です。自分の考えはこう。友達など周りはこう。日本の平均はこう。いろいろなパターンを知ることで、ライフデザインが変わったとき、納得した選択ができるはずです。
(山中さん)